迷路の思い出

2005年5月8日
楽しいことでも終わりがなかったりすると辛くなってきたりする
ゲームとかでラスボスがいなかったら激しくツマンネ
パズルゲームのエンドレスモードとかも
5時間も6時間もやらされようものなら自分から死ににいくのである
わりと人より飽きるのは早い俺はエンドレスモードなんてはなっからやらないのだ
過ぎたるは及ばざるが如しとはよくいったものなのだ

しかし、そんな俺にもエンドレスな楽しいものはあった
昔、うちの親は外に行って遊ぶことを禁じていた
健全な教育にあるまじき行為であった
そのため俺は室内でゲームをしていたわけだが
ゲームばっかやってれば一ヶ月もしないでクリアできる
そんなちょくちょくゲーム買ってもらえる裕福な家でもなかったので
俺は他の遊びを見つけるしかなかった
そして俺は新たな遊びを開発した
迷路を書くのだ
チラシの裏とかに
これがまたサイコーにイケテル
迷路のゴールを目指すんじゃなく果てしなくゴールから離れていく
それはゲームとは間逆の楽しみ
むしろゴールを書いたことが無かった
最期までやりとげることの少ない俺の性格を現すかのごとく
それは素晴らしき無限との戯れ
うおおおおおおお!何処までも行ける!
そんな感じですごい楽しかった

さて、俺はいつから迷路を書かなくなったか
全く覚えてない
外で遊んでもいいよとか言われたのかもしれない
謎だ、謎だが、とりあえず俺は迷路を書かなくなった
あれからずっと書き続けていたら俺は迷路に飽きたのか?
結局終わりがあったからこそ楽しかったのか
んな事考えるてるとステキな思い出が汚れちまうぜとは思うけども
そんなことは無い
かつて退屈地獄から俺を救った迷路は今の俺もきっと救ってくれる
俺はそう信じた
ゴール、究極を目指せば飽きて辛くなるが
その途中で寄り道を沢山見つければいい
迷路書くのやめてから10年以上はたっている
俺は寄り道で10年以上も暇を潰してきたのだ
次の寄り道はどこだ
もう一度迷ってやる、どっかに寄り道の一つや二つあるはずだ

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